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Lailah SIDE
この世の全てが嘘で塗り固められ
全てが真実に値しない中、信じるべき存在があれば神である。
私は信じるべき神を信じ、この身をささげる覚悟で生きてきた。
喩え「悪魔」「悪神」「悪女」と呼ばれようとも、
あの方だけは私を信じて下さった。
全知存在が宇宙を見捨て、自らの欲で形取った存在ならば
全知はあの方にこそ相応しい。
私はそう信じて生きてきた。
私は「夜」
私は「運命」
私は「光」
私は「願望」
全てはあの方の為の、あの方による器。
生きる価値の無い物を選別するための、天秤であり死神。
私は全ての創られしものの原初。
万物の創造の全てが私。
宇宙と全知があの方の手に
私はあの方の力であり創造の産物。
望まれるままにこの力は使われ、
破壊と凶器、知恵と知識を私は与えん。
私はあの方の惑星(星)である。
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